こんばんは、豊川美容室ルプラボウレガロのトップスタイリスト北澤です。
今日はスタイリングに関する質感のお話です。
質感は、パーマやカットラインをどう作るのかと同じくらいに、
狙うイメージを表現するためには重要になってくる要素です。
ヘアスタイルに今っぽさを加えるのに重要な役割を担うのが質感だと言えます。
最近ではウェット&ドライの様に質感のミックスも増え、細分化してきています。
そこで基本となる三つの質感の状態について説明します。
⑴ドライ
ツヤを感じられず、乾燥して見える状態。柔らかい手触りに近づけていくと、
ドライに見えやすい。ウェットとは逆に、細かいウェーブや明るい髪色など、
光が乱反射しやすいコンディションにするのがコツです。
⑵ニュートラル
まるで手を加えていないかの様なナチュラルさの表現が大事。
ドライとウェットがミックスされた複雑な状態でもある。
暗い髪色はストレートになりすぎるとツヤ感が強調されて、
ウェット寄りに見えてしまうので注意が必要です。
⑶ウェット
濡れた様に見えて、かつツヤ感があることがポイント。
水っぽいツヤなのか、べったりとオイリーな感じなのか
これらの差を表現するために、どんなスタイリング剤を選ぶのかが重要です。
以上説明させて頂きましたが、狙った質感を出すことでヘアスタイルに雰囲気を
プラスすることができます。今っぽさだったり抜け感だったりはそういったところに
現れてきます。なのでスタイリング剤などはそのスタイルによって美容師さんと
相談してもらえると良いかなと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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