肌年齢があるように、髪にも年齢があります。
お肌は25歳がピークと言われますが、髪は10歳をピークに老化していきます。
子供の髪は、ただ洗っただけでもサラサラ、ツヤツヤしていますよね。
これは髪の中の脂質が、自然に表面に伸びて髪を整えてくれるから。
この自然の力が、10歳をピークに減少していくのです。
脂質が減るとどうなるのでしょうか?髪の毛は、細胞膜が間充物質を包んでいるのですが、
この細胞膜こそ脂質なのです。包む脂質が減れば間充物質は流れやすくなり、
キューティクルも傷みやすくなります。さらにキューティクルが傷むと水を弾かなくなり、
逆に水を吸い上げ、水ぶくれ状態になります。こうなると、乾かすとシワがよって
艶のない髪になるという訳です。そこでお手入れが肝心になるのです。
トリートメントは、この脂質の役目を人工的に補ってくれる頼もしい存在です。
みなさんもキューティクルを大切にしましょうね。
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