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カラー後のなぜのお話

読んでいただいている方の中にもカラーが好きな方や、カラーが欠かせない方っていると思います。

ヘアカラーした髪がパサパサした感じで、手触りが変わった、、、そう感じる方が多いのは事実です。

 

ヘアカラーをすると薬剤が入りやすいようにキューティクルの重なりを開くため、髪のタンパク質が

流れ出やすくなります。また、髪色を変化させるためにメラニンを壊してしまうので、髪の中で

空洞化が起こり、パサつきにつながりやすくなります。

明るくするカラーになればなるほど、アルカリ剤の量が多いので、アルカリ性になり

イオン結合(なぜ髪を濡らしてカットするの?の回で説明しています)が切断されるなど、

負担は大きくなります。

 

でも、カラーの魅力は捨てがたいですよね?そこでダメージ対策が重要なんです!

まずは必要以上のブリーチはしないこと。もう一つは、すでに明るくなった髪や

ダメージのある髪にはアルカリタイプを避けて、弱アルカリ・弱酸性ヘアカラーを使うこと。

この二点がポイントです。

 

美容師は髪の状態をプロの目で判断して、適切な薬剤や前後処理を選んでいきます。

ですから安心してヘアカラーを楽しんでいってくださいね。