· 

サロンカラーとホームカラーの違い

サロンのカラーとお家でするカラーの違いについてなかなか聞いたことがある方は

少ないかもしれません。どちらも同じようにクリームを塗っているだけのように

見える方も少なくないと思います。

今日はそんなカラーの疑問にお答えします。

 

まず、カラーは1剤と2剤に分かれているのです。この2つを混ぜ合わせることで

カラーは発色を始めるのですが、この2剤にとっても大事な役割があるのです。

美容室で染めることのメリットは、この2剤のコントロールができると言う所なんです。

染料の入った1剤にも種類があるように、2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、

髪の状態や目的で使い分けをしているのです。

カラーをする人の多くは、月に1度の継続的なカラーチェンジを楽しんでいる方。

つまり、髪の大部分はすでに染めたことのある状態です。その上からカラーをしても

残ったカラーや、ダメージによって色むらや傷みができてしまうのです。

そこで、髪の状態によって2剤の使い分けをするのです。

ホームカラーの過酸化水素は6%、対して美容室の2剤は1〜6%のものがあり

使い分けができるのです。過酸化水素はカラーの脱色に深く関係するので

必要以上の濃度は髪のダメージに直結するのです。

その方の髪の状態に合わせて薬剤を選べ、カラーバリエーションも豊富な美容室の

カラー。

これはもう美容師さんにお任せした方が良いと言えますね。