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ちょっと気になる白髪のお話

僕がサロンで働いていて、数多く質問していただけるのがこの白髪についてです。

もちろん個人差はありますが、平均して30代半ば頃からこの悩みが出てくると言われています。

すごく気になるこの「白髪」について今日はお話したいと思います。

 

◆白髪の原因とは?

ズバリ髪の中の色素を作る場所であるメラノサイトの働きが弱まることなんです!

なぜ弱まってしまうのかというと、

 

①遺伝

皆様にもよく言われることですが、結構大きな要因である事は確かなようです。

 

②エイジング

年齢が上がるにつれて、体も変わっていくように髪の毛もやはり変化していきます。

先ほど申し上げました、メラノサイト(黒髪を作る場所)の働きも弱まるようです。

 

③ライフスタイル

いわゆる、食事で栄養が取れているか?普段よく眠れているか?頭皮は健康ですか?

という事です。これは特定の食品(牡蠣、納豆、アーモンド、肉)を気にして食べるようにしたり、良質な睡眠をとることで

改善していきます。

 

④ストレス

これは聞いたことがあるかもしれませんが、少し前に受けた大きなストレスが白髪として

現れてくるケースです。新しく生えてくる毛がこれの影響を受けます。

 

⑤疾患

色々な疾患や貧血などがきっかけに白髪になっていくケースです。こちらはその元の病気が

改善していくことで良くなることがあります。

 

◆白髪は抜いてもいいのですか?

白髪は抜くことで増えたりとかする事は実際にはありません。ですが、抜くことによる

リスクはありますので気をつけることが大事です。

 

まず第1に白髪を抜くと薄毛になる可能性があるということです。髪の毛というものは

毛穴から1本ずつ生えてきているのではなく、複数本生えているのです。

そのうちの1本を抜くことで、健康な他の髪の毛の毛根を傷めてしまう可能性があるわけです。

そうすると全体の髪の毛の本数が減って、薄毛を引き起こす可能性が出てくるのです。

 

次に第2に炎症を起こす可能性があります。髪の毛を無理矢理に抜いてしまうと毛穴が広がり

そこからばい菌が入り込み、炎症を起こす危険性があります。健康な頭皮に傷をつけてしまうのです。

 

結論は白髪は見つけても抜かない方がいいということです。

 

◆まとめ

白髪の原因は、髪の毛を作り出す時にメラニン色素を作り出す、メラノサイトの働きが弱まる事が

原因なのです。その原因は主に「遺伝、加齢、生活環境、ストレス、病気」です。

 

白髪は見つけても抜かずに「根元からカットする」もしくは「白髪染めをする」ことが望ましい。

その場合は自分でやらず美容師さんに相談してあげてください。

 

白髪はやはり見つけていい気がするものではありません。だからこそこの白髪とうまく付き合う

必要があるわけです。白髪との上手な付き合い方を考えてみるのもいいですね。